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2008年 05月 23日

海辺の不思議

西表島の海岸でこんな光景を見つけました。
崖の四メートル程の高さに空いた穴に石がスッポリ入っています。
人のめったに来ない場所だし、投げ込むにしてもちょっと無理かな。
石はサンゴのようで、崖の砂岩とは異なります。
質が違うことから、後から入ったようです。
不思議、不思議・・・
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by modama | 2008-05-23 07:46 | Comments(0)
2008年 05月 17日

ジンの水先案内で

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台風四号がフィリピン近くにあって北上しているのでカヤックを移動してきました。
浅い水路では、ジンが舳先に立って
「ここは左、もっと左」などと水先案内をしてくれました。
水路を抜けてイノーに出ると東寄りの風が強く、カヤックがなかなか前に進みません。
ジンも横波の揺れで、船酔い気味か口から涎をだしていたので、
岸に着け、浅瀬を引いて歩きました。
カヤックのロープをジンに繋いでおいたので、一緒に引っ張ってくれました。
「ジン、ご苦労さん」
浜の海岸林のモンパの木に繋いで帰る途中、林の中の
車進入止めのコンクリートに貝の欠片が沢山乗っていました。
その下の地面にも散乱しているところから、アカショウビンがヤドカリを
割って食べている場所だと分ります。
きっと、チエーン止めの逆U字形鉄筋の上に止まって、コンクリートに叩きつけて
貝を割っているのでしょう。
「このオカヤドカリ、天然記念物に指定されています」
「まあ、いいか、生き物同士だから」
海岸林を抜けてから、原野を歩いてジンと家に帰りました。
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by modama | 2008-05-17 17:49 | Comments(0)
2008年 05月 17日

ビーチロックの掘り跡

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石垣島の仲筋や崎枝などの海岸には、ビーチロックに掘り跡が残っている。
昔、コンクリートが無かった頃、御嶽の石垣や墓の扉に使うため掘ったのであろう。
周囲に四角く溝を刻み、片側から何本かの楔を打ち込み、剥がしたのであろうか。
そんな作業の途中の跡が残っている。
写真は、崎枝海岸のもの。
日々の暮らしの合間に作業をつづけてきたものの、用がなくなったのであろうか。
今では、コンクリートを打てば、一日の作業でできてしまうが、
何日も、何ヶ月もかけて一枚、一枚の石材を調達していったのであろう。

私が島で暮らすようになった頃までは、個人がコンクリートで倉庫や家を作る時、
砂は海岸から採ってきて使っていた。
そんな鉄筋コンクリートの建造物は三十年もすると、鉄筋が錆びて膨張し、
コンクリートが崩れてしまう。むしろ、それ以前、鉄筋が手に入らなかった時代の
竹組コンクリートの方が丈夫だった。
竹は錆びないので膨張することはない。ただし、柱や屋根などの部分には強度の
関係で不向きであろう。壁には良いかも知れない。
昔の土壁を想像すればいい。
資材が無くても、うまく利用すれば役にたつ。
折角、鉄筋が入手できる時代になっても、コンクリートに混ぜる砂に塩分があっては
台無しだ。
最近では、公共工事が多く行われるようになって基準が厳しくなり、
川砂が輸入され使われるようになっている。
しかし、その砂も中国が輸出を渋りはじめたようだ。
国内での需要の高まりが原因だろう。

輸入資材が高騰しはじめると、島では、島にあるものに頼るようになる。
まさか、あのビーチロックを再び堀りはじめる時代は来ないだろうが・・・

by modama | 2008-05-17 15:28 | Comments(0)