石垣島便り

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2008年 12月 27日

海辺の漂着種子発芽・続

以前、石垣島の海辺で発芽していたクルミです。
八重山にはクルミは自生しておらず、海外からの漂着種子と思われます。
九州から北海道までオニグルミが自生していますが、
台湾にもタイワングルミが分布しますし、中国(胡桃の字の由来地)からかも知れません。
台湾・中国南部に分布しているけれど、八重山を跳び越して分布する種は、
多くあります。イルカンダもそのひとつです。
漂着発芽しても定着するには、さまざまな条件が必要なのでしょう。
この苗も撮影後、鉢植えしましたが、その年の内に枯れてしまいました。
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by modama | 2008-12-27 11:04 | Comments(0)
2008年 12月 25日

海辺の漂着種子発芽

昔、むか~しから、お爺さんは山へしば刈りに出かけたり、竹やぶへ行ったり、
海辺へ行ったりして、あちこちで珍しいものに出会った。
「ほぉー、これはなんじゃべか」
好奇心旺盛なお爺さんは、物語の種を拾ってきては蒔きつづけた。
少年もまた、しかりである。
遠くの国の無欲な少年は、ある日、街の市場に牛を売りに行く途中、
見知らぬお爺さんに出会い、牛と豆の種とを交換してしまった。
豆の種は、一夜にして少年を夢の世界へ導いた。

石垣島のお爺さんも、よく海や山に出かける。
でも、そんなに素晴しい話の種は、なかなかない。

数年前のこと、海辺に生えていたツルを持って帰り植えてみた。
ツルはどんどん伸び、天にもとどくかと思ったが、傍らのマンゴーの枝に絡みつき、
ある日、花を咲かせた。
「ほぉー、これはなんじゃべか」 ウリかヘチマかヒョウタンか・・・
結局、ヘチマの実が成った。
お爺さんは、ヘチマが海のむこうから流れてくるとは信じられなかった。
しかし、そのヘチマは島で栽培されているヘチマとは少し違う。
沖縄のヘチマは、食用として栽培されている。
このヘチマ、熟すと実の下の部分が剥がれ、そこから種がこぼれ落ちる。
それなのに海辺で生えていたと言う事は、まだ、実が完全に熟さぬうちに
ドンブラコと流れて来たのだろうか。
実が小さく、種が多い。
野生種だろうか・・・?
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写真の上のものが、沖縄の食用ヘチマ、食べごろなので小さいが、
漂着ヘチマは、さらに小さい。
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実の下の部分が剥げて種がこぼれ落ちる。

by modama | 2008-12-25 14:39 | Comments(0)
2008年 12月 24日

キミスジその後

海岸でシロツブの葉を採集してから、家の裏山にハスノミカズラの葉を採りに行き、
撮影を終わって帰ろうと車をバックしてUターンしようとしたら、
キミスジがセンダングサで吸蜜していました。
ポカポカ陽気に誘われてのんびり翅を休めている感じです。
デジカメでかなり接近してパチリ。
今年、八重山に迷入して発生していた蝶です。
よくもご無事で・・・
師走も押し迫っているのに発生を続けているようです。
このまま越年するのかな?
辺りのノカラムシの葉を見てみると幼虫もいました。
食草のカラムシ属は、道路脇などに普通に自生している植物なので冬さえ越せれば、
居つきそうな種です。
問題なのは採集圧です。
今後、どうなることやら。
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by modama | 2008-12-24 22:19 | Comments(0)
2008年 12月 24日

シロツブ

先日、モダマのことで西表島の営林署のKさんにお電話して話をしている時、
「私は、まだ、シロツブを見たことがないので見てみたい」とおっしゃっていたので、
シロツブとハスノミカズラを比較できる写真を撮ってきました。
シロツブは、海岸に漂着自生していたものです。
このように両種の葉を並べて写すと区別がつくと思います。
たぶん、西表島でも普段Kさんが仕事で歩いている山中では見ることが無いと思います。
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by modama | 2008-12-24 22:04 | Comments(0)
2008年 12月 20日

ヒカマを食べる

師走も半ばを過ぎたと言うのに、今日はポカポカ陽気。
庭のヒカマの種が収穫時期か見てみたら、まだ、ちょっと早い。
芋は、と見ると根元で土を持ち上げ肩が露出している。
「試しに食べてみるか・・・」と思ったが、芋を食べると種が採れない。
とりあえず、一列だけ収穫して、あとは種用にと掘り起こす。
しかし、半分が割れている。
「種子が熟すまでおいておくと、芋はこおなるのだろうか」
両方収穫するのはむしがよすぎるかな・・・。

ところが芋の食べ方が分らない。サラダとして食べたりしているようだから、
とりあえず生で試食。
う~ん、甘くない梨と大根の中間みたいな味。
ワサビと醤油で刺身のつまのようにして食べてみる。まあ、なんとかいける。
サラダ以外には食べる方法がないかとWebを覗く。
ここでも、食べる方法や収穫の時期を尋ねる内容がある。

あるサイトを見たら「収穫時期は、花の咲く前、その後、芋に毒の成分が溜まる」
とある。あちゃ~、すでに食べちゃった。
なんだか気分が悪くなってきた・・・かな。
舌がしびれているみたい・・・かな。

まあ、今のところはPCに向かっているので、呼吸はしていますが、
種も芋も両方収穫しようとした考えが甘かった。
今年は、種だけにします。
レシピも分ったので、来年は早く収穫して食べてみましょう。
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by modama | 2008-12-20 12:22 | Comments(0)
2008年 12月 02日

幻の海浜植物

海岸には、多くのゴミと共に生きた種子も流れ着きます。
漂着種子は、近くの陸地からや河川に流されて海岸にたどり着くこともありますし、
海流に乗って外国から来ることもあります。
そんなことから、海岸には時たま見知らぬ植物がいっとき生えることが、
これまで確認されてきました。
一昨年だったか、石垣島在住のN氏が家を訪れ
「こんな植物がありました」と見せてくれたマメがあります。
Canavalia maritimaナガミハマナタマメに良く似た植物ですが、
種子を見ると少し違うように思えました。
写真で花を見ると黄色い花でした。
石垣島に自生するナガミハマナタマメは花が赤紫色です。
外国にこのような種があるのだろうかと、元東北大学教授でマメ科植物に詳しい
O先生に電話して聞いてみました。
ところが「黄色い花のCanavaliaは知りませんね」とのご返事でした。
その後、Nさんと生えていたという海岸に行ってみましたが、もおありませんでした。
それ以上調べることができず、お蔵入りになっていました。

先日、いつも通る川平湾沿いの道を車で走っていると、
マメ科らしい植物が繁茂しているのを見つけました。
マングローブの背後地に生えていて、南側の道路にまで延びています。
その勢いは凄まじく、歩道を這って車道にまで伸びてきています。
降りる人の少ないバス停は占拠されそうです。
そのマメ科植物も見かけたことの無いものでした。
川平湾に漂着した種子が発芽して成長しているようです。
以前、N氏が見せてくれた種子と同じ植物かどうか分りませんが、花は黄色です。
莢ができマメが稔るのを楽しみにしています。

石垣島では、このような見知らぬ植物が時々、海岸近くで生えては、
姿を消したりしています。
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(その後のことですが、これはハマアズキのツルボケと判断さました。)

by modama | 2008-12-02 20:58 | Comments(0)