石垣島便り

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2012年 01月 31日

花咲爺の塩作り

染織用に灰が必要ではじめた塩作りですが、やってみると奥が深い。
塩炊きそのものは、海水と薪を準備して鍋で煮るだけなので簡単ですが、
「どんな塩に仕上げるか」と欲がでてくると試行錯誤がはじまる。
しっとりした塩、さらさらの塩、結晶の大きさなど、など。
基本的には、海水が十分の一まで煮詰まった時、白濁して溜まった硫酸カルシウムを
漉し取り、残りの海水をさらに煮詰め、水分を飛ばすだけ・・・
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写真は塩炊きの竈(元々は染色用)、鍋はシンメーナベと呼ばれる大鍋、この鍋にはじめ海水を満たし
煮詰めていき、さらに海水を足して煮詰める。
はじめのうちは、十分の一まで減るのを量で目安にしていたが、慣れてくると白濁の
具合で分かる。
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硫酸カルシウムを取り除いて、さらに煮詰めると塩が出来る。
これをもう一度漉すとニガリが取れ、さらに水分を飛ばし塩の完成。
塩、ニガリ、灰が得られる。ニガリは豆腐作りに、灰は染と畑の野菜や花へ・・・
塩のラベルを作ってみました。
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by modama | 2012-01-31 12:07
2012年 01月 06日

海の水、川の水

昨年暮れ、裏山から牽いている水が出なくなったので、我が家の簡易水道の水源地へ
出かけました。渓流を遡って行くと、オキナワウラジロガシの大木があり、
その下の林床の落ち葉の上にドングリの帽子が沢山落ちていました。
実はないかと探してみると、多くはすでにイノシシに食べられているものの30個ほど
拾えました。豊作の年のようです。
そして、水源地のパイプを点検すると、太いパイプから少し細めのパイプに切り替える
ジョイントの所にウナギが詰まっていました。
水取り口の手前に網を張ってあるのですが、潜り抜けてパイプに入りこんだようです。
網の周辺に石を置いて修理を終えました。
これで新年の染用の水も確保できました。

明けて正月、「若水」は順調に出ているので、三日に川平湾へ降りて海水を汲み塩を
作って遊ぶことにしました。昨年から塩作りに凝っていて、これまでに数度塩炊きをしています。
塩だけでなく豆腐作りのニガリも得られますし、染用の木灰も得られるので重宝しています。

今回は、36ℓ程の海水を汲み、大鍋で10時間炊き、1,2kg弱の塩が作れました。
お酒を飲みながら火の番をするのは楽しいことです。
純粋な「川平湾の塩」?です。(最近、どこどこの塩と銘打って売り出しているので)
あえて名付けるならそお言うことになります。
もちろん売り出すつもりなどなく、自家用です。

石垣島の川の水も海の水も大切に使わせてもらっています。
お正月の初炊きは、恒例にしようかな。

by modama | 2012-01-06 12:51