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2012年 02月 05日

雨・雨・雨、オテントウ様やーい!!

石垣島では、今年に入って何日オテントウ様を見ただろうか。
曇りと雨の日ばかりにウンザリ。
それでも季節は着実に変化している。
周辺の山肌は、深い緑に淡い緑が加わり、イタジイやタブが新緑を萌えさせている。
桜も咲いた。
花では、今年、珍しく琉球藍の花が沢山咲いた。

江戸時代、薩摩藩の武士が奄美大島へ島流しにあって、そこでの見聞をまとめた「南島雑話」と
いう本には「藍の花が咲くのを見たことがない」と書かれているが、
じつは、花が珍しかったり、咲かない訳ではない。
亜熱帯地方の藍は、年に三回ほど収穫し、年に一度の花の時期の前にも収穫するものだから
見れないだけなのだ。
工房の畑では、たまたま、秋に収穫しなかった株が沢山残っていて花が咲いただけのこと。
藍作りではなく鑑賞用に植えておけば、毎年、この時期花が咲く。
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季節の移ろいを感じるのは植物だけではない。
1月下旬の夜、7時頃のこと、ごろりと横になって「八日目の蝉」というDVDを見ていたら
ふっと部屋の床を不器用に飛んでいる虫を見つけた。
「何だか珍しい飛び方をするな」と疑問が沸き、目で追っていくと床に落ちた。
どんな虫かと確かめてみると・・・?・・・?
ありゃ!! なんとイリオモテボタルのオスではないか!!
これは、これは、本等に珍しい!!
このホタル、成虫のメスは幼虫形をしていて飛ぶことができない。
そのかわり、夕方になると地表に顕われ強い光でオスに居場所を知らせる。
それを探すためオスは夕方だけ、飛び回る。それも1時間ほどだけ・・・
オスは光らないし、色が黒く、おまけに暗い中を僅かな時間だけしか飛ばないから
人目に触れることはめったに無い。
それが、ごろりと横になってDVDを鑑賞している最中、部屋に飛んでくるとは・・・
写真を撮らせてもらい、放してやった。
「八日目の蝉」ならぬ「冬の蛍」だ。
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一月下旬に4日ほどオテントウ様が顔を出した日があった。
工房の庭で夜にコロコロコロと良く鳴いているヤエヤマアオガエルの子カエルが
あちらこちら見られた。
オタマジャクシからやっとカエルになったばかしの1cmほどの同級生だ。
パパイヤの葉やノカラムシの葉にとまっていた。c0023181_14221290.jpgc0023181_14234360.jpg
ちょうど同じ日、今年はじめてのヘビも見た。名前はサキシマバイダカ。
おとなしいヘビである。




2月になった昨日、環境省の呼びかけで石垣島と西表島のカンムリワシ生息数調査の
準備会があった。石垣島では29日に全島で8時から一斉にカウントを行う。
カンムリワシも繁殖期を迎えている。
晴れた日には、工房の上空でフィフィフィーフーィという鳴き声と
羽を広げて滑空する姿が見られることだろう。
それにしてもオテントウ様、一日も早く顔を出してください。
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(カンムリワシ調査は天候不順で中止になった)

by modama | 2012-02-05 14:36 | Comments(0)