石垣島便り

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2014年 01月 22日

ミヤコジマハナワラビ

今年はお正月からずっと山通いをしていた。
小さな山だが、周囲に散在する谷を登っては下り、登っては下りして一周した。
その途中でサガリバナの群落を見つけたので、今度はそれを測量しにまた通うことになった。
林床に2mメッシュで糸を張り、位置の書き込みをした。
そんな時、「あれ、これは何だろう」と見たことの無い植物にきずいた。
シダのようではあるが、ヤブレガサのように直立した柄に葉が広がり中央から枯れた花穂のようなものが出ている。
その時は、枯れていたのでてっきり花穂だと思った。
「シダは花を着けないよな」
実は、シダのことはまったく分からない。
写真を撮って、家に帰ってからF大学のF先生へメールに写真を添付してお尋ねした。
帰って来た答えは「ミヤコジマハナワラビ」ということだった。
(F先生、ありがとうございました)
名前が分かったのでPCで検索したところハナヤスリ科ミヤコジマハナワラビ属ミヤコジマハナワラビで、
一属一種の植物だそうだ。一属一種といえばヤエヤマヤシも確かそうであった。
絶滅危惧IA類だそうだ。
これまで随分、島の山を歩いてきたがはじめて見た。
といっても、この植物は低地の林に自生しているらしい。
島では低地がほとんど農地になっているので、自生地が少なくなっているようだ。
PCでいろいろ検索していると新空港の建設場所にも何株かあったことが、
環境アセスの報告書にもでてくる。
宮古島では文化財に指定されたとか。
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PCで調べていくと西表島では、多くの自生が残っているようだ。
でも、葉の写真を見ると枝分かれが少なく健全な株に見える。
この個体の葉の枝分かれが多いのは日陰で育ったせいだろうか。
その後、自生していた谷を遡ってみたが、ここ一ヶ所だった。
山の中でひっそりと生き残っていた感じがする。
そんな風に思うと、どことなくやつれた姿にも見える。
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シダと云えば、ゲッチョさんが送ってくれた本の中に「シダの扉」というのがあった。
思い出せば、私もシダの扉を開きかけたことがある。
島に来た当初、オオタニワタリの栽培をしたことがあるのだ。
胞子を蒔いて苗を作った。二年ほどで移植できる苗ができた。
ここまでは良かった。ところが数千もの苗を育てる土地が無かった。
成長するとひと株で直径1m程になるので、それを育てる場所がない。
日陰を好む植物なので、普通の畑に植えるわけにはいかない。
ハウスを建てて遮光すればよいのだが、それほど大がかりに栽培する植物でもない。
結局、家の庭や裏山に植えることにした。

それ以来、シダから関心が遠のいていた。
今回の出会いでも「シダの扉」は開かないだろう。

by modama | 2014-01-22 12:12
2014年 01月 17日

今日のめっけもん

旧暦の12月17日大潮なので、昼過ぎから犬のジンと家の前の干潮の浜を歩いて無人島へ渡る。
はじめにジオクレアを拾い、次にモダマとワニグチモダマを拾う。
これは幸先いいな~とおもっていたら、その先、なにもナシ。
今年は、海豆だけでなく種子も少ない。
「先に誰かに拾われちゃったのかな」と心配していると奇麗な陶器があった。
まるで新品のようで、コルクの栓がしてある。
中身は空のようだ。
アゲハ蝶の絵付けが全面にほどこされ「女児紅」と書かれている。
何の容器だろうと気になり、持ち帰る。
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家に帰ってからPCで「女児紅」を検索してみると
「中国折江省の風習で、女児が産まれた時、醸造した酒を保存し、その子が嫁入りの時、持たせる習わし」
とある。また、紹興酒の銘柄にもなっているというので「紹興酒」を検索すると
日本でも何種類か販売されていた。
しかし、この手の陶器の容器はなかった。
うむ~。すると本場もんかも・・・。
陶器の底には「窟蔵」のような版が見られる。

まあ、たかだがお酒の容器だが「一輪差し」にいいかな・・・。とか、泡盛の一日分の容量かな?
などと想像して楽しんだ。

部屋の前では、犬のジンが久しぶりの遠出の散歩で疲れたのか、丸くなって寝ている。



 

by modama | 2014-01-17 17:06