石垣島便り

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2015年 09月 21日

Abutilon indicum タカサゴイチビ

植物に関する知識は薄く、樹木は知っているが草本はよく分からない。
植物にしろ昆虫にしろ知らない種を検索するのは難しい。
鳩間島で見かけた花を調べようとしたが何となく「アオイ科」かな・・・
?とは思ったが
写真の載った沖縄植物図鑑には無かった。
それでスリランカで買った「
Illustrated field guide to flowers of Sri Lanka」で似ている花はないか眼を通した。
この図鑑は花の色別に記載されている。はじめはあまり科学的ではないと思っていたが、
似た花が載っていて
Abutilon indicumとあった。
「そうか、こういう手がかりから検索するのも便利だな」と改めて思った。
しかし、花弁の形が少し違う。
そこで、琉球植物誌で検索すると「タカサゴイチビ」
Abutilon indicumが該当した。
今度は
ITで和名を入力して検索してみた。
すると沖縄と与那国の本種の写真がヒットした。これで間違いないだろう。

しかし、ひとつ疑問に思うことはスリランカの花弁と鳩間島の花弁の形が違うことである。
鳩間島の花弁の形は近縁な
Abutilon hirtumに似ている。

この種は熱帯に広く分布する種なので分布を拡散するうちに二種間で交雑が起こっているのかも知れない。
DNAを使って詳しく解析する必要があるだろう。しかし、私にはその術が無い。

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by modama | 2015-09-21 10:31
2015年 09月 17日

鳩間島のヤシガニ

c0023181_07070037.jpg2011年7月9日八重山毎日新聞の記事より、「絶滅危惧のヤシガニ・資源管理と保全急務、捕獲の手緩めるのも必要」環境省レットデータブックで絶滅危惧Ⅱ類に指定されているヤシガニは年々個体数が減少している。
その実態を受け西海区水産研究所亜熱帯研究センターでは、2005年から竹富町鳩間島において生態調査を着手、
その調査結果に基づき、09年から講演会などを開催し「沖縄の食文化と観光資源としてのヤシガニを次世代へいかに
繋いでいくか」の提案を示した。
今回、鳩間島へ行って感じたことは、個体数は回復しつつあるが、まだ個体の大きさに果っての激減が示されている
ということだ。佐藤琢研究員の報告では「雄が500グラムに成長するには15年、雌は30年かかる」としている。
多くの個体が09年から6年間の成長をものがたっている。
今回、わずかな時間ではあるが、30匹ぐらいを確認した。それも集落周辺にも数キロ離れた場所でもだ。
これらに鳩間島の人たちの意識の高まりを感じた。
保護条例を制定した他島ではどうなのだろうか。
今回は別の調査で鳩間島を訪れたのだが、考えさせられることが多かった。
人口わずか数十名の島だからこそ意識の統一ができているのだろうか。
島には駐在所もない。しかし、人の出入りは桟橋一箇所である。
荷物は、かならずここを通過しなければならない。
言い換えれば、島民の意識次第で管理体制ができる。
島に宿泊した帰りに宿から桟橋まで、荷物を運搬してくれるサービスがあった。これもチェック機能になるだろう。
スーツケースやダンボール箱、クーラーボックスなど大型荷物は宿泊施設が責任を持って桟橋へ運ぶことで、持ち出しが防げる。
ここでは、声高に保護を唱えたり、条例をつくり自らをも法で縛る必要は無いだろう。
島の人たちはこれまで目の前の海で魚や貝を獲る生活を続けてきた。
最近では、以前のように海の幸が豊かでなくなったことを自身が
実感している。さらによそから船で来た漁業者がごっそり魚を獲っていくのに対し、島民には規制がかかる。
島の資源は島の人で守る。大切なことだと思う。

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by modama | 2015-09-17 07:16
2015年 09月 08日

台風15号

石垣島は台風15号の強風で長い間、漂流していました。
今日8日ようやく電話回線が復旧し、PCのメールも開け、発信も出来るようになりました。
長かった~。でも、ようやくこの不便さに慣れたのに~。

島の常緑の森は葉を落とし、秋のようです。
でも、この写真を見て、普通の秋と思う方もいるでしょうね。
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by modama | 2015-09-08 15:46